Works
●種牡馬手帖(2009.3)
keibapark blog、うまジオ、そして若駒分析ナビゲーションを主宰・運営されているたまバスさんが、種牡馬とその産駒の走法について考察した小冊子です(PRページ)。たまバスさんがまとめたExcelデータを、極力コンパクトでシンプルなかたちにデザインしてみました(サンプルをダウンロード)。文章の手直しと校正も行いましたが、限られた時間でしたので、本当にしっかりしたものになっているかちょっと自信がありません。この小冊子の仕事をきっかけに、僕も馬の走法を意識して見るようになりました。それまではストライド走法とピッチ走法の違いくらいしかわからなかったのですが、競走馬の走法にはもっと細かい差異があるということに気づかされました。もちろんその差異を認識することが即馬券の的中につながるということには僕の場合ならないのですが、たまバスさんは新馬戦の走りを見た段階でロジユニヴァースやヴィクトワールピサの素質を見抜いたり、穴馬のピックアップにもまずまずの結果を出すようになってきており、走法に対する眼力をさらにつけてきている様子。種牡馬手帖のヴァージョンアップ版がはやく読んでみたいです。
●馬ペパ!(2009.4)
たまバスさんが請け負った新しい競馬のフリーペーパーです。「R25みたいな感じの競馬のフリーペーパーがあったら面白いよね」というたまバスさんの意見に激しく同意。当初別のデザイナーを起用する予定だったみたいですが、その人が上げてきたサンプルがあまりにもお粗末な代物で、急遽僕に話が回ってきました。フォーマットをしっかり作り込む時間がなく、ほぼぶっつけ本番で挑んだため、36時間不眠不休でデザイン&データ作成。最後はヘロヘロになりながら馬柱を作り、関係者のみなさんに迷惑をかけながら何とかフィニッシュ。ですので正直100%の出来とはとても言えません(P2-3のダウンロード)。地獄のような体験でしたが、これも今はいい思い出です。GⅠの週にWINSや競馬場で配布するというのが当初のプランでしたが、広告効果があまりなかったようで、残念ながら打ち切りとなってしまったのです。ただ、たまバスさんの思い描いたイメージは正解だと今でも思っています。特に川口鉄也さんの馬のイラストが素晴らしい! 彼の描いた馬たちのようにポップで愉しそうな雰囲気のあふれる競馬のフリーペーパーがいずれ出てくることを願わずにはいられません。同時に、予想会社の広告に依存して競馬メディアを作ることの難しさというか馬鹿馬鹿しさを痛感しました。「あの馬ぶっちぎりだね!間違いないよ!」とかほざいてる予想会社に馬券の買い目を求めてアクセスするような読者なんか、最初から相手にするつもりはありませんからね。
●馬券のヒント(2009.5)
ガラスの競馬場の治郎丸さんがかつて100日連続で配信したメルマガ「馬券のヒント」をまとめた小冊子です(PRページ)。頂いたWord原稿は1ページ1ヒントで日めくりカレンダーのような感じでしたが、このままのイメージだと余白が多過ぎ、しかもページ数がいたずらに増えてしまうので、いろいろ頭を捻った結果、1見開き5ヒントのレイアウトを提案しました。そうなると今度はページ数が50pでボリューム感が出ないので、収録されたヒントにまつわる厳選コラムを差し挟むかたちに落ち着きました(サンプルをダウンロード)。僕にとってガラスの競馬場は競馬のバイブル。治郎丸さんの文章に心底惚れ込んでいることもあり、文字を組んだり文章の校正をしながらついつい読み耽ってしまうこともしばしばで、なかなか作業が進まないという悩ましくも愉しい仕事でした。治郎丸さんが長年の実戦と経験を通じて手に入れてきた知恵とノウハウがこれでもかというくらいに凝縮されています。繰り返し読んでどんどん馬券に活かしてボロボロになるまで“使って”ほしい小冊子です。