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サンディエゴシチー、上がり33.0秒(笑) つまり、そのようなレースであったということだ。超スロー。底力はあまり関係なく、瞬発力に優れた馬に向く展開ではあったが、閃光のごとく抜け出したエイシンフラッシュは想像以上に強かった。内田騎手は、なんだかぼんやりとした表情だったが、ついにダービージョッキーの仲間入りを果たした。いま頃ようやく実感が湧いてきて、勝利の喜びに全身を震わせているに違いない。おめでとうございます!

底力の問われるガチンコ勝負を期待していたので、正直なところ少し残念ではある。ヒルノダムールの逆襲は、秋まで愉しみに待つことにしよう。まったく向かない展開に泣かされながらも3着と格好をつけたヴィクトワールピサ、やっぱお前課題あったじゃーん(笑)のペルーサ、中間の一頓挫にも負けずピッチ走法で勝ち馬に食い下がったローズキングダム、ここに出てきた他の馬たちも、しっかり休んで力をつけて、秋にはぜひともガチンコ勝負で僕たちを愉しませてくださいな。

僕はといえば予想は完敗。ところで、やっぱり嘘はつけないので告白しておきたい。ダービーの馬券、買い損ねた。というか、買い間違ってしまったのだ。3時前に「Classic Report」のりゅうさんと合流してすぐに、ダービーの馬券を窓口で購入。3万円分の馬券をそのままポケットにしまい、「馬流天星」のスカイポットさんと「勝ち組の勝利指針」の川島さんと合流し、4人でレースを観戦した。ヒルノダムールが完敗したのをしかと見届け、「うあぁぁーっ!」と悲痛の呻きを上げながら、ポケットから馬券を取り出して眺めると……。

「単勝 12 エイトサンデー 10000円」

んんんんん!? 10Rと11R、思いっきり間違えとるやんけぇ~!!(似非関西弁) 11Rまであと30分。ひょっとしてキャンセルしてもらえるかも。近くの窓口に泣きついた。「この馬券を購入した窓口にまずは行ってください」と伝えられ、場所なんか覚えてねぇー!と、片っ端から窓口のおばさんの顔をチェックしつつ競馬場内を汗だくになって駆け回り、このおばさんに間違いないと思われる窓口へと何とかたどり着いた。こちらの状況を必死で伝えると、チーフなる人物が現れて、テキパキと馬券の購入履歴をチェック。「ああ、お客さん、ありましたよ」とすんなり3万円をバックしてくれた。なぜか「すみませんね」とも言われた。こちらこそお騒がせしてすみませんでした。

戻ってりゅうさんにこのドタバタ劇を伝えると、「これって、競馬の神様のお告げなんじゃないの!?」と意味深なことをおっしゃる。いやらしい僕は、馬券を間違ったことに気づかなければ、マンション一戸分くらいの配当がもしや……ということで、いってみましょう! 11Rの富嶽賞、ダービーとまったく同じ買い目で少額の馬券を購入(←バカ)。堂々の外れ。しかし、つづく12Rの目黒記念、12番はコパノジングー。これは普通に勝ち負けだろう。もう一丁いってみましょう! ということで、単勝ゲット! スカイポットさんは、捲き返しを狙った簡易予想で、コパノジングーを軸に、イケドラゴン&フェニコーンをしっかりピックアップしているにもかかわらず、馬券は縦目で惜敗。名字に「池」の字を持つりゅうさんは、「ぐわーっ、なんでこの俺が、イケ(池)ドラゴン(龍)買ってねーんだよー」と頭を抱え、さらにコパノジングーを勝利に導いたのが池添騎手だと気づき、「ぐはぁ、池イケ馬券でもよかったのかぁぁ」と叫びつづけたのであった。

東京競馬場を出て府中駅周辺へ移動。反省会の会場を探すが、さすがにダービーの日だけあって、どの居酒屋にも列ができている。そこで川島さんが紹介してくれたのが、「祥龍房」という中華料理屋。ドリンクは280円、目ぼしい中華料理がオール210円でずらりと並ぶ。競馬に負けた日なんかには、懐にやさしいことこの上ない素晴らしいお店であった。4時間たっぷり飲んで食べて一人あたり2700円。みんな得した気分で一日を終えた。府中で負けた日の反省会にぜひ!

●祥龍房 府中店

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これは角煮とスカイポットさんのダービー馬券。うーん、男前。