中京11R ファルコンS(芝1200m)
仕事が忙し過ぎて競馬ができない! コンパクトな予想文にまとめる時間がなかったので、週中に仕事の合間や寝る前にコツコツ分析してきたことをそのままアップします。波乱を期待したいファルコンSですが、まずは目ぼしい1200、1400m戦の前哨戦分析から。
●中京1200m
2010/03/07 あざみ賞 1.11.5(不良)
12.1-11.1-11.6-12.1-11.8-12.8[34.8-36.7]
1着 エーシンダックマン[1-1](34.8-36.7)
4着 ジョディーズライン[16-12](36.2-36.2/0.9)
2010/02/07 萌黄賞 1.09.7
12.0-10.7-11.2-11.9-11.8-12.1[33.9-35.8]
2着 ジョディーズライン[8-8](34.6-35.3/0.2)
2010/01/23 なずな賞 1.09.8
12.0-10.5-11.2-12.1-12.2-11.8[33.7-36.1]
6着 ジョディーズライン[2-2](33.8-36.7/0.7)
2009/12/19 つわぶき賞 1.08.6
11.9-10.2-11.0-11.5-11.7-12.3[33.1-35.5]
1着 ドリームフォワード[3-2](33.5-35.1)
2着 エーシンダックマン[1-1](33.1-35.6/0.1)
4着 セイウンオウサム[6-6](33.7-35.1/0.2)
馬場差は、つわぶき賞→なずな賞→萌黄賞→あざみ賞と時系列順に時計が掛かるようになってきている。つわぶき賞は、テン3F33.1秒で2着に粘ったエーシンダックマンが優秀だが、開催3日目でかなりの高速馬場。好位から差し切ったドリームフォワードも含めて過信は禁物。この日よりもおそらく1秒弱は時計の掛かる馬場で行われた萌黄賞と時計の価値はそれほど変わらず、萌黄賞2着のジョディーズラインは、エーシンダックマンやドリームフォワードとそれほど能力差はなさそう。そのジョディーズラインは、上位5頭が4角8~13番手の馬で占められたハイペースレースのなずな賞を、テン33.8秒で先行して0.7秒差の6着。これはなかなか強い競馬。不良馬場で行われたあざみ賞は評価の難しいレースだが、楽勝だったエーシンダックマンと、前残りの展開を後方から長く良い脚を使って4着まで追い上げたジョディーズラインの2頭の競馬ぶりだけが目立つ。
●中山1200m
2010/01/16 500万下 1.09.6
12.0-10.7-10.9-11.6-12.2-12.2[33.6-36.0]
1着 セイウンオウサム[4-4](34.1-35.5)
2009/12/06 クリスマスローズS 1.08.7(稍重)
12.1-11.2-11.0-11.2-11.2-12.0[34.3-34.4]
1着 エスカーダ[2-2](34.5-34.2)
4着 エーシンダックマン[1-1](34.3-34.7/0.3)
稍重で行われたクリスマスローズSと1/16の500万下の馬場差は開催時期を考慮すればイコールくらい。つまり、時計の速いクリスマスローズSのほうがレベルは上。2、3着は、京王杯2歳Sで3着のツルマルジュピターとフラワーカップ2着のプリンセスメモリーであることを考えれば、勝ったエスカーダはなかなか強いが、ミドルペースでスムーズに運べれば、という条件が付く。逆にエーシンダックマンはハイペースで逃げ切る競馬のほうが向いている印象。
●京都1200m
2009/11/07 500万下 1.08.0
12.2-10.7-10.7-11.0-11.3-12.1[33.6-34.4]
1着 エーシンホワイティ[3-2](34.2-33.8)
2着 エーシンダックマン[1-1](33.6-34.5/0.1)
3着 ドリームフォワード[6-6](35.1-33.2/0.3)
同日に行われたOPの京洛Sでのエイシンタイガーの勝ち時計が1.07.6であることを考えれば、時計的な価値の高い一戦。ハイラップで飛ばして2着に粘ったエーシンダックマンはやはり強いが、道中は楽に追走し好位から差したエーシンホワイティもなかなかのもの。
●福島1200m
2009/11/22 福島2歳S 1.09.2
12.1-10.9-11.2-11.6-11.2-12.2[34.2-35.0]
4着 エーシンホワイティ[12-9](34.8-34.7/0.3)
12着 カレンナホホエミ[2-2](34.3-36.2/1.3)
13着 エスカーダ[6-5](34.5-36.1/1.4)
エーシンホワイティは出遅れて馬群の後方からの競馬となり外々を回しての4着。カレンナホホエミは好位につけたが直線で失速。エスカーダはミドルペースの流れは向いたはずだが直線伸びず惨敗。モトヒメ、ミオリチャン、シゲルモトナリ、レオパステルなど、のちに好走する馬が多数出走しており、メンバーランクは高かった模様。
●東京1400m
2010/01/31 クロッカスS 1.22.0
12.6-11.1-11.5-12.2-11.5-11.2-11.9[35.2-12.2-34.6]
6着 カホマックス[1-1](35.2-34.9/0.3)
7着 トシギャングスター[10-12](36.9-33.7/0.3)
8着 エスカーダ[2-2](35.7-34.7/0.4)
10着 ビービーエーディン[4-7](36.3-34.2/0.5)
2009/11/14 京王杯2歳S(稍重) 1.22.0
12.5-10.8-11.3-12.0-11.7-11.3-12.4[34.6-12.0-35.4]
4着 ダッシャーゴーゴー[7-6](35.2-34.9/0.2)
6着 キョウエイアシュラ[14-13](35.8-34.5/0.3)
12着 カホマックス[2-4](34.9-36.7/1.8)
勝ち時計は同タイムながら、クロッカスSは開幕週のスローペースに対し、京王杯2歳Sは稍重の前傾ラップ。メンバーランク的にも後者のほうがレベルは高かったと言えそう。ダッシャーゴーゴーは直線で外に持ち出してからは突き抜けるかの伸びを見せたが、距離の壁なのかラストのひと押しが利かなかった。しかし、エイシンアポロン、アニメイトバイオ、ツルマルジュピター、コスモセンサーらと僅差の4着ならいちおう格好はつけたかたち。
●京都1400m
2010/01/17 紅梅S 1.22.5
12.4-11.2-11.8-12.0-11.7-11.8-11.6[35.4-12.0-35.1]
3着 ジュエルオブナイル[2-2](35.6-35.3/0.2)
9着 メイショウデイム[6-5](36.3-35.0/0.5)
2009/11/21 500万下 1.21.7
12.4-10.8-11.2-11.7-11.7-11.8-12.1[34.4-11.7-35.6]
1着 メイショウデイム[6-6](35.1-34.9)
5着 エイシンダックマン[1-1](34.4-36.1/0.5)
6着 ドリームフォワード[8-8](35.5-35.2/0.5)
2009/10/25 かえで賞 1.20.7
12.0-10.4-11.1-11.2-11.5-11.9-12.6[33.5-11.2-36.0]
4着 メイショウデイム[8-8](34.5-35.2/0.2)
5着 トシギャングスター[11-10](35.0-34.8/0.2)
7着 エイシンダックマン[1-1](33.5-36.6/0.6)
かえで賞→500万下→紅梅Sの順に時計の掛かる馬場。かえで賞はかなりの高速馬場で行われたが、テンと中盤が最も速く、このラップを刻んで7着に沈んだエイシンダックマンには情状酌量の余地があるものの、中団・後方から追い込んで4、5着のメイショウデイムとトシギャングスターは少し恵まれたか。11/21の500万下では、メイショウデイムがエイシンダックマンに圧勝。イーブンラップを刻んで完全に力を出し切ったメイショウデイムに対し、エイシンダックマンは距離を気にしてか少しペースを緩めて逃げた印象。エイシンダックマンはやはりハイペースで逃げたほうがパフォーマンスが向上する。時計の価値の比較は難しいが、こうして眺めると紅梅Sはテンと中盤が最も遅く、好位で粘って3着のジュエルオブナイルは、距離短縮こそプラスだろうが、エイシンダックマンが引っぱるハイペースを好位で凌ぎ切れるのかどうか疑問も残る。
前哨戦の内容をあれこれ考えた結果、買いたい馬はジョディーズライン、エイシンホワイティ、ダッシャーゴーゴー、エーシンダックマン。血統を見ずに考えても自動的にバクシンオー産駒の3頭が入ってくるのは驚きです。
さて、このレースのポイントはペースと馬場。
ペースメーカーを考えてみると、このメンバーの中にはエーシンダックマンほどのペースで逃げて粘り込めるようなパフォーマンスを発揮してきた馬がいないことに気付きます。中舘騎手も「このエーシンダックマンに無理に競りかけてくるような馬は見当たらない」と考えているのではないでしょうか。唯一競りかけてきそうなのがカホマックス。フェアリーSを驚愕のハイペースで引っぱりましたが、その後の1400、1600mのレースの内容からは、ペースを少し緩めて息を入れたからといって、それがラストの伸びには繋がらないということがはっきりしてきました。距離短縮の今回は積極的な競馬を試みる可能性が高いと思います。先行争いが激しくなれば、テン3Fは33秒台のハイペースでしょうし、エーシンダックマンが楽に逃げてもやっぱりハイペース必至。
降雨の影響のなか使い込んできた中京芝コース。そろそろ外が伸びる馬場へとシフトしてもよい頃です。ただ、正直よくわかりません。5Rの1200m未勝利戦は内枠の人気馬で上位が占められました。スローで内枠先行有利の展開を、内枠の実力馬が順当に勝っただけとも言えますが、その3頭を除いて4~6着馬に目を向けると外から伸びてきた馬たち。ただ微妙に人気のある馬たちなので、やっぱり微妙ですね。まだ外伸び確率変動中ではないということは確かです。
ということで、エーシンダックマンの刻むハイラップを中団あたりの外で受けて、直線は外の馬場の良いところを通って伸びてくる馬というのが勝ち馬のイメージ。本命はジョディーズラインに打ちます。ハイペースへの耐性と持続力はこのメンバーでも実力上位。スローに流れると厳しいけど、今回は展開が嵌るほうに賭けたいと思います。昨年のCBC賞でプレミアムボックスを勝利に導いた鮫島騎手の手腕も見ものです。
ダッシャーゴーゴーは、距離の壁に屈しながらも僅差に粘った京王杯2歳Sの内容が優秀ですし、朝日FSでの激流を先行して失速はやむなし。むしろツルマルジュピターに先着したことが強さを証明していると思います。距離短縮で挑むここなら勝ち負け。
展開と位置取りからはエーシンホワイティとメイショウデイムも有力。エーシンホワイティは、出遅れて福島2歳Sを獲り逃し、朝日FSでも見せ場をつくれませんでしたが、今回はスタートをしっかり決めて好位差しを期待します。休み明けの紅梅Sはまだ少し緩かったメイショウデイムも、展開は向くでしょうし、福永騎手ならこの展開利を最大限に生かす騎乗をしてくるはずです。
大波乱を期待してエロい馬券を買い足す衝動を抑えられるかどうか不安です(笑)
◎(16)ジョディーズライン
○(7)ダッシャーゴーゴー
▲(15)エーシンホワイティ
△(9)メイショウデイム
△(3)エーシンダックマン
馬連BOX (7)(15)(16) 500円×3点
ワイドBOX (7)(15)(16) 500円×3点
3連複 (7)(15)(16) 500円
3連複フォメ (7)(15)(16)=(7)(15)(16)=(3)(9) 100円×6点
テン3F33.0秒、4F通過が44.5秒……。これは想定以上の激流だったなぁ。勝ったのはエイシンホワイティ。北村友騎手の騎乗はお見事!の一言。この馬なりに好スタートを決めたあとは控えて後方の内側で脚を溜め、4角ではインからアウトへ馬群の隙間を抜け出しての差し切り勝ち。好騎乗と展開を味方につけての勝利。トシギャングスターは後方内ラチ沿いで脚を溜め、完全に経済コースを回って力は出し切った2着。4角で馬群が分散し、あとは失速してくるエイシンダックマンとカホマックスを交わすだけでよかった。3着サリエルも後方の外に控え脚を溜め、外目を回すロスはあったものの、終始馬場の良いところを選んで伸びてきた。上位3頭は展開が向いたが、この激流を果敢に前で競馬して4着に粘ったダッシャーゴーゴーが最も強い競馬をしたと言ってよいだろう。中団で自分の競馬に徹したエスカーダも一定の底力は見せた。今回のような激流では差し馬に差され、緩流だと瞬発力で負けてしまうが、メンバー次第ではどこかで穴を開ける可能性は高い。本命を打ったジョディーズラインは案外な内容だった。ちょっと穴狙いしすぎたかな。週中にこのファルコンSをじっくり考えてきたのは、来週の高松宮記念に向けての腕慣らし。GIシーズン一発目、気持ちよくスタートを切りたいなぁ。