【結果】
1着 レッドスパーダ[2-2](35.1-33.5)
2着 トライアンフマーチ[4-4](35.5-33.4/0.2)
3着 エーシンフォワード[4-4](35.4-33.4/0.2)
タイム:1.32.1
ラップ:12.3-11.1-11.4-11.8-11.6-11.0-11.2-11.7
三分割:34.8-23.4-33.9
二分割:46.4-45.5
JRAレーシングビュワー(成績/映像)
【回顧】
マイネルファルケが後続を2、3馬身引き離しての単騎逃げ。開幕週の割に前半のペースはそれほど速くはならず、前後半46.4/45.5のスローペースの一戦となった。内枠で好位を追走した馬たちが上位を占めはしたが、勝ち時計1.32.1は、レコードと0.1秒差の速い時計。単純に内枠とペースに恵まれただけでは決してなく、力のあるマイラーが順当に勝ったレースだろう。
レッドスパーダは、鳴尾記念のように、スローの瞬発力勝負で切れ負けしてしまう不安を払拭し、2番手から抜け出して33.5秒の末脚で見事に完勝。ほとんど馬なりで良いポジションを取りにいける初速の速さもさることながら、追い出してからも首を伸ばして前へ前へ進もうとする前向きさが印象的であった。前走ニューイヤーSでは、時計の掛かる中山マイル戦で前半4F45.7という厳しい流れを先行して押し切る底力をすでに示していたし、マイル戦では今後も目の離せない一頭だ。
一馬身後ろでレッドスパーダをがっちりマークしていたのがトライアンフマーチとエーシンフォワード。さらに半馬身突き放されてしまったのだから勝ち馬には完敗であった。とはいえ、トライアンフマーチは、ルメール騎手の先行策に対応できたのはマイラーとして着実に力をつけてきている証拠だし、若葉Sや皐月賞での好走からも地力は証明済み。レースの展開次第では雪辱を晴らす日もそう遠くはないだろう。
【注目馬】
4着 マイネルファルケ[1-1](34.8-34.4/0.5)
6着 アブソリュート[10-8](35.9-33.6/0.6)
ペースによる負荷こそなかったものの、切れる脚のないマイネルファルケにとって、今回のようなスローの瞬発力勝負は厳しい展開であった。ミドルペースで渋太く粘り込むような質のレースでは依然有力。アブソリュートは、間隔が開いていたし、陣営も安田記念を見据えてきっちり仕上げてこなかった模様。展開も向いていなかった。それで6着なら本番に向けてはまずまずの結果。
【レース後のコメント】
1着 レッドスパーダ
「スタートがズバ抜けて速く、無理に下げることもなく良い位置で流れに乗ることができる馬で、時計の速い勝負ももってこいのタイプ。今までは抜け出すとモタモタしていたが、今日は素晴らしい伸びだった」(横山典弘騎手)
2着 トライアンフマーチ
「スタートしてから100mくらい硬い感じだったが、あとはリラックスできた。直線での反応もよかった。勝ち馬は強い」(ルメール騎手)
3着 エーシンフォワード
「脚は使っているが、勝ち馬の流れになってしまった。渋太く脚を使うタイプだからもっとペースが速くなってほしかった」(柴田善臣騎手)
4着 マイネルファルケ
「スローペースにはしないでほしいと言われていたが、すんなり良いペースに持ち込めたし、この馬の力は出し切れた」(藤田騎手)
5着 リザーブカード
「外枠で、広いところに出すとフワッとするので、ポジションを下げざるを得なかった。それでも直線はよく伸びたし、手綱を動かすことなく追走もできた。ゲートも安定してきている」(北村宏司騎手)
6着 アブソリュート
「スタートはあんなもの。ゴーサインを出してから反応がよくなかった。いつもはもっと反応するのだが。間隔が開いていた分なのか予想外だった」(田中勝春騎手)
7着 スマイルジャック
「いい位置が取れたし、折り合いもついた。ただ、直線で前が空いた瞬間に反応できず、進路が塞がってしまった。折り合いがついたのは大収穫」(三浦騎手)
8着 プロヴィナージュ
「牡馬一線級が相手だと瞬発力に差を感じたが、それほど離されたわけではない。牝馬限定戦なら期待できる」(佐藤哲騎手)
9着 キャプテンベガ
「後ろから行く馬にこの上がり勝負はつらい。出していくと折り合いが不安だし。今日は流れが向かなかった」(後藤浩輝騎手)
10着 タマモサポート
「体が絞れていたし、気合い乗りも充分だった。前走よりハミを取り、いい感じで追走できた。復調してきていると思う」(津村騎手)
11着 チョウカイファイト
「出負けして、その後も前をカットされ位置取りが悪くなった」(吉田隼騎手)
12着 アップドラフト
「流れが向かなかった。切れる脚が使えないし、もう少しいい位置で運べないと厳しい」(吉田豊騎手)
13着 ライブコンサート
「大外枠で内に入れられず、外々を回らされた。具合は良かった。参考外」(岩田騎手)
14着 ストロングガルーダ
「坂上でどうしても止まってしまう。稽古もそんな感じだった。寒い時期は走ってないし、暖かい時期のほうがいいのかも」(蛯名騎手)
15着 ティアップゴールド
「最近ではスタートが一番良かったし、いい感じで運べたが、この馬には時計が速すぎた。止まってはいないし、脚は使っているのだが」(勝浦騎手)
16着 グッドキララ
「掛かった。1400mでもハナに行ける馬。東京のマイルで外枠だったからね。前に壁が作れれば良かったが、内に入れられなかった」(四位騎手)