【結果】
1着 ガルボ[3-3](34.6)
2着 シャイン[1-1](35.4/0.5)
3着 セレスロンディー[7-8](34.7/0.7)
タイム:1.34.3
ラップ:12.5-11.1-11.5-12.2-12.1-12.1-11.4-11.4
三分割:35.1-24.3-34.9
二分割:47.3-47.0
JRAレーシングビュワー(成績/映像)
【回顧】
和田騎手騎乗のシャインが絶妙なミドルペースで逃げを打った。前後半47.3/47.0とわずかに後傾で、完全に先行有利の展開。勝ったガルボは、インコース3番手のポジションをスムーズに取ることができた。終始ロスのない競馬に徹し、直線に向いてからは持ち前の瞬発力で逃げるシャインをかわすと、3馬身突き放しての圧勝。朝日FSで4着の実績どおりに順当勝ちを収めた。位置取りも展開もすべてが完璧だった。2着のシャインはイーブンペースで負荷なく逃げることができた。この馬の力は出し切っており、ガルボとの着差はそのまま能力の差と考えてよさそうだ。3着のセレスロンディーは、中団のインコースでしっかり脚を溜めて、最後はいい脚を使っている。シャインを捉えられなかったのは、位置取りが後ろ過ぎたためだろう。
人気を裏切ったピサノユリシーズは、前2走がそうだったように今回もまた出遅れてしまった。じわじわと位置取りを上げていき、4角10番手から直線に向いたが、馬込みで初めて競馬をしたためか、前走ほどの末脚を発揮することはできなかった。馬体の幼さに出遅れ癖と課題は多々あるが、今回が良い経験になれば、いずれ巻き返してくる可能性はあるだろう。
ガルボ以外の朝日FS組は、エスカーダが6着、エーシンホワイティが7着、キョウエイアシュラが10着と惨敗を喫してしまった。シャインの後を追ったエスカーダは、位置取りにも展開にも恵まれたはずであるのに失速してしまった。エーシンホワイティは、少し外を回したにしても直線に入っての伸びは案外だった。キョウエイアシュラは位置取りが後ろ過ぎたが、だとしても、後ろにいた人気薄のシゲルモトナリにかわされてしまったように、最後の伸びが物足りなかった。3頭いずれも短距離で実績を出してきた馬であるように、マイルは長過ぎるのかもしれない。
【注目馬】
5着 カネトシディオス[14-13](34.3/0.8)
好スタートを決めたが後方へ控えたため、結果的に先行有利の展開を後ろから外を回すはめに。直線に向いてからは左にモタれてしまい、ほとんどまともな競馬ができなかった。にもかかわらず、最速の上がりで0.8秒差の5着に突っ込んできたので能力は高い。次走、左回りコースに出走してきたり、そうでなくてもメンバー次第では狙ってみたい。
【レース後のコメント】
ガルボ(1着)
「前回乗った(吉田)隼人にこの馬の癖を聞いていましたし、前回もスムースならもっとやれていたんじゃないかとレースを見て思っていました。内枠だし、スムースに走らせてあげればいい末脚を使ってくれると思いましたし、うまく行きましたね。まだトモがパンとしてないので、これからもっと良くなって来るでしょう」(池添騎手)
シャイン(2着)
「今日はイレ込みもマシで、落ち着いていました。自分のリズムで行けました。センスがあるし、将来性も感じます」(和田騎手)
セレスロンディー(3着)
「初めて乗りましたが、内枠で脚をためていい脚を使ってくれましたね。マイルも大丈夫です」「ためて行って、しまいはいい脚を使ってくれた。位置取りの差が出ましたね」(浜中騎手)
クレバーサンデー(4着)
「いい位置が取れたし、楽に運べました。もう少し切れるかなと思ったんですが、よく粘ってくれました」(国分恭騎手)
カネトシディオス(5着)
「モタれてしまい、300mくらい追えませんでした。それでここまで来ているのですから能力を再確認出来ました」「モタれて追えなかった。まともなら2着はあったと思う」(藤田騎手)
エスカーダ(6着)
「返し馬で背中がいいなと思ったんです。距離は大丈夫ですし、力をつければもっとやれるでしょう」(秋山騎手)
エーシンホワイティ(7着)
「ゲートを出たのですが、このところ後ろから行く競馬が続いたからか、行こうとしませんでした。頭のいい馬ですからね。そして出して行ったらカーッとなってしまいました。リズム良く走らせてあげられませんでした」(安藤勝騎手)
シゲルモトナリ(8着)
「もう少し前で競馬したかった。距離は問題ないし、ラストはいい脚を使ってました」(北村友騎手)
レト(9着)
「短い距離ばかり使ってきてるから。慣れてくれば、このくらいの距離でも問題ないと思うよ」(木幡騎手)
キョウエイアシュラ(10着)
「あれだけビシビシやっても馬体が減らなかったし、いい雰囲気だったんですよ。今日も何の不利もなかったのにこの結果では…。馬に原因があるとしか思えません。この後は一息入れて立て直します」(矢作調教師)
「手応えは悪くなかったけど、直線で伸びなかった。後ろの馬にも差されてしまうとは…」(三浦騎手)
ピサノユリシーズ(11着)
「ゲートを“ぼわん”と出ると聞いてはいました。確かにスタートは良くありませんでしたが、ジワーッと上がっていい位置につけられました。素質はありますが、まだ3回目の競馬ですからね」「素質は間違いなくいいものを持っている。ただ、馬込みで競馬するのも初めてで、道中フワフワしていた。経験を積めば良くなる」(四位騎手)
タガノパルムドール(12着)
「道中の雰囲気は前回より良かったです。追ってからもジリジリ伸びてますが、能力的にはもっと弾けていい馬なんですけどね」(藤岡康騎手)
メイショウカンパク(13着)
「全然走りませんでしたね。距離云々ではなく、気持ちの問題ですね」「直線はまったくだった。距離ではないと思う。気難しさかな」(武豊騎手)
ブイコナン(14着)
「ゲートは普通に出たが、もっとスッとに行けると思っていた。いい経験になったと思うよ」(小牧太騎手)
マイネアロマ(15着)
「リラックスして走っていたが、追ってから反応がなかった」(岩田騎手)