ブログを始めました
2008年の6月くらいから競馬を始めた僕にとっての2009年は、デビューからずっと追い続けてきたロジユニヴァース・ブエナビスタ世代の若駒たちとともにありました。オークス、ダービー、そして秋華賞に菊花賞、すべてが初めてで新鮮で、その興奮と感動の余韻を僕がのんびり味わっている間にも、若駒たちは3歳という競走馬にとって特別な時期に決着をつけて、歴戦の古馬たちと同じ舞台で闘いを始めました。
短距離路線ではエイシンタイガー、クラウンプリンセス、レディルージュたちが古馬を相手に好走し、ダート路線ではシルクメビウス、テスタマッタ、ワンダーアキュートたちが健闘。万全の状態ではおそらくなかったにもかかわらず、四位騎手の好騎乗に助けられながらレッドディザイアがジャパンカップを3着しました。そして何と言っても有馬記念。ダイワスカーレットが逃げ切った前年よりも遥かに厳しい流れを先行し、唯一勝ちに動いたブエナビスタがドリームジャーニーに懸命に食い下がる姿は圧巻でした。
若駒たちの健闘ぶりにはおよびませんが、僕もまた競馬を通してさまざまな人たちと出会い、その人たちと競馬をもっと面白くするための活動をご一緒することができました(Worksをご覧ください)。そうした縁もあって顔を合わせているうちに、ガラスの競馬場の治郎丸さんと意気投合し、新しい競馬雑誌の創刊という大きなプロジェクトまで生まれました。やるからには勝ちにいきます。しかし、資金ゼロからインディーズでやっていきますので、さまざまな人たちの力をお借りしなければ創刊も継続も難しいのは確かです。このブログを立ち上げた大きな理由のひとつは、僕たちの試みに興味を持ってくれた方々に対して、どのような人間がどのような志をもってどのような雑誌を創ろうとしているのかをお伝えしたいと思ったからです。
雑誌の創刊は春を目指してすでに動き始めています。進捗状況は編集日誌として書き綴っていきたいと思います。
予想や回顧もアップしていきますが、これは僕の競馬修行のためです。まだまだ青二才ですのでほとんど参考にならないでしょう。馬券も積極的に晒していきます。賛否両論あると思いますが、これは一つには収支をしっかりつけたいからで、予想をアップしないレースの馬券は基本的に買いません。逆に競馬場で耐えられずに衝動買いした馬券は必ずあとで晒します。そうすることで収支をしっかり見つめ、自分の自制心を養いたいと思うのです。ここに、僕が昨年最も衝撃を受けた治郎丸さんのエッセイの一節を引用します。
馬券には、恐ろしいほど人物が出る。個性・生き方・競馬に対する姿勢など、その人の全てが凝縮されて馬券に表れてしまう。「勝つことがすべて」ではない。勝ち負けは後から付いてくるものであって、勝ち負けにこだわって縮こまってはいけない。こだわるべきなのは、自分にしか買えない馬券を買うことなのである。
実際、馬券において僕が後悔することのほとんどがこの一節に、あまりにも残酷に書き記されています。2009年の皐月賞は徹夜で悩んだ末に悔いのない印を打ち、僕は初めて3万円という金額をかなり絞った馬券に突っ込みました。衝撃的な結末で結果は惨敗でしたが、悔いは残りませんでした。しかし、ダービーでは、若駒S、スプリングS、皐月賞とすべて消しつづけてきたアンライバルドに、3度もやられたんだからこの馬は本当に強いんだろうと無理やり自分を納得させた上で◎を打ってしまいました。しかし、どこかでアンライバルドをずば抜けて強いとは思えない自分がいる以上、記念すべき初めてのダービーで僕が打つべきだったのは皐月賞時の印であり、買うべきは皐月賞と同じ馬券だったのです。この悔しさを忘れずに、「自分にしか買えない馬券」を買っていきたい、馬券を晒すことで自分を追い込んでいきたいと思います。
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